ねらい: | マインドフルネスを最初に医療現場に導入し、その普及に最も貢献したジョン・カバットジンは、「マインドフルネスとは、意図的に、今この瞬間に、評価や判断をしないで、注意を払うことにより生じる気づき」と述べています。マインドフルネスが医療・心理分野に導入され、ストレス低減や心身の回復などポジティブな効果が科学的に実証され、数多くの成果を上げてきました。これらの成果から、欧米のビジネス業界にマインドフルネスがリーダーシップトレーニングの一環として取り入れられ、大きな成果を上げています。マインドフル・リーダーシップとは、あらゆる活動場面でマインドフルネスを実践し、今この瞬間に発生している事柄に意図的に注意を向けて集中し、明晰に観察し、創造性と思いやりをもって人々を導いていくことです大量の情報・価値観の多様化したストレスの多い現代社会の中で、リーダーは、思い込みや感情に惑わされることなく、今の現実をあるがままに知覚し冷静かつ的確な判断ができ、気づき、集中、思いやりのあるリーダーが求められています。このコースは、マインドフル・リーダーを育成するための研修で、ワークショップ形式で行われます。 マインドフル・リーダーシップ あらゆる活動場面でマインドフルネスを実践し、今この瞬間に発生している事柄に意図的に注意を向けて集中し、明晰に観察し、創造性と思いやりをもって人々を導いていく能力 習得できるマインドフル・リーダーシップ機能 ・今この瞬間への注意力 ・気づき ・集中力 ・明晰 ・創造 ・平静 ・思いやり 学習目標 ・リーダー、リーダーシップとEI(感情の知性)、気づきを理解する ・マインドフル・リーダーシップの機能を理解する ・マインドフルネスの実践方法を理解し、実践できる ・マインドフルネスの効果を理解する |
対象者: | 部下を持つマネジャー
グループで仕事をするチームリーダーとチームメンバー リーダーシップ強化を図りたい人 創造性を発揮したい人 仕事に強くストレスを感じている人 |
内容: | 1.はじめに ・コース目的と進め方 2.マインドフル・リーダーシップ ・マインドフル・リーダーシップ機能 ・マインドフル・リーダーシップの必要性 3.マインドフルネス訓練−実習 ・集中瞑想 ・オープンモニターリング瞑想 ・思いやりの瞑想 ・日常の取組み方法 4.マインドフルネスの効果とと脳科学 ・脳の開発と活性化 ・脳科学からみたマインドフルネスの効果 5.おわりに ・これからの日々の取り組み |
期間: | 入門コースは基本は3時間 企業様や団体様を対象にしています |