引き寄せの法則(Law of Attraction)

あなたは何を実現したいですか?
   夢
   ビジョン
   仕事の成功
   営業目標の達成
   プロジェクトの成功(引き寄せの法則のプロジェクトマネジメントへの適用
   良い人間関係の構築

「引き寄せの法則」を知り、それを実行すれば、あなたの「思い」「願望」は必ず実現できます。   

   「引き寄せの法則」実践研修

1.「引き寄せの法則」とは

引き寄せの法則」は、自分が注意と意識とエネルギーを向けるものは、良いものも悪いものもすべて自分の人生にに引き寄せます。
良いものとは気持ちがプラスに感じる感情(波動)で、「喜び、愛、興奮、豊富、誇り、気持ちが良い、自信、穏やかな気持ち」の感情でと悪いものとは気持ちがマイナスに感じる感情で、「落胆、孤独、欠乏、悲しさ、混乱、ストレス、怒り、苦痛」の感情(波動)です。人は一瞬一瞬つねに感情や気分を抱いており、引き寄せの法則は同じ感情に反応します。



    夢、ビジョン、目標(イメージ・言語) −−−−−−> 思考 −−−−−−−> 感情 −−−−−−−>行動

    プラス感情(思考)
        喜び、愛、興奮、豊富、誇り、気持ちが良い、自信、穏やかな気持ち、満足

    マイナス感情(思考)
        落胆、孤独、欠乏、悲しさ、混乱、ストレス、怒り、苦痛


2.「引き寄せの法則」の効果

・あなたの望んでいるものを引き寄せ、願望を実現できる。
  自分のビジョンの実現
  ビジネスの成功
  プロジェクトの成功
  営業目標の達成
  良い人間関係の構築
・物事をプラス指向で考えるようになり、ストレスの中でも日々の活動を明るく積極的展開できるようになる。
・共感をもって相手を理解できるようになり、人間関係をうまく処理できるようになる。
・状況を正確に把握し、明確なビジョンを持ち広い視野で客観的な意思決定ができるようになる。


3.脳科学が証明するプラス感情(思考)の効果


プラス感情(快感)は、気持ち良いと感じる事。喜び、幸せ、満足等の感情と密接に結びついている。脳科学的には、報酬系における神経伝達物質を介した神経細胞間の活動で定義される。食、摂水、睡眠、性的行動など、動物としての本能に根ざした行動は、快感という報酬と不快感という罰によりコントロールされる。食欲など欲求が満たされれば快感を感じ、満たされなければ不快感を感じる。
欲求とは、不快感を解消し、快感を得ることを(本能的に)希求する心のありかたと捉える事も出来るといえる。その他、大脳の高次機能の発達した人間は、長期的な目標の達成等、動物的欲求以外の状態からも快感を得る事が可能である。美しいものを見、素晴らしい音楽を聴き、楽しい時を過ごす事によって人は快感を得る。 その達成までの期間の長短はあるが、人間の行動は何らかの快感を得る事を目指したものが多く、人間の行動原理、価値観の根本を規定する脳の状態である。

    思考(心で考えること)は、抽象的な観念ではなく、きちんと物質化されて、体に作用します。
    心のもち方によって体内に生じる物質は、一般的にホルモンとよばれ、アドレナリン、ノルアドレナリン、β−エンドルフィンなどです。
      ・人間は恐怖を感じると、アドレナリン、怒ったり、緊張したりするとノルアドレナリンが分泌され毒を出し体に良くあ りません。
      ・いつも物事を良いほうに、よいほうにとらえているとβ−エンドルフィンが分泌され、快感を得、脳細胞を活性化し体を元気づけます。

人間の心は、考え方により制御できます。人間の心は脳の中の脳幹、大脳辺縁系、大脳新皮質からなりたっていると考えられていて、この心をつかさどる神経がエー・テン(A10)神経で、何か刺激をうけると私たちに快感を感じさせます。この神経が性欲、食欲といった原始的な生理欲求から、運動、学習記憶、さらに最終的にもっと高い精神活動をつかさどる脳、前頭連合野にまでつながっています。これにより快感は、おいしいのを食べたり、セックスしたりして得るだけでなく、人のために役立つとか、世の中のことを良くする活動でも非常に高い快感を得ます。
エー・テン神経から快感を得ると同時に、ものの考え方一つでエー・テン神経をコントロールできます。その鍵を握っている物質がβ−エンドルフィンです。物事をすべてよいほうへ考え、プラス発想すればβ−エンドルフィンが分泌され、快感が得られます。嫌だと思ったり、憎んだり、恨んだり、怒ったりすれば、β−エンドルフィンはでません。

人間にとって最高の喜びは、前頭連合野とエー・テン神経を連動させることであり、それはマズローによれば欲求の5段階説の最高の自己実現である。


4.「引き寄せの法則」の適用のヒント(引き寄せ力の強化)

引き寄せの法則」を理解することにより、自分がどのような感情を送っているかを突き止め、それをそのまま保ちたいのか変えたいのか、意識して選べるようになり、欲しいものがもっと手に入り、欲しくないものを遠ざけることができるようになります。

感情は、自分の思考によって、プラスの感じたり、マイナスに感じたりします。したがって絶えず物事をプラスに考えるように思考すればプラスの感情(波動)を送り続けることができるようになり、引き寄せの法則はそれに反応し、そのうち欲しいものを手に入れることができるようになります。
プラス思考はEQ能力の向上を図ることにより強化されます。


      夢、ビジョン、目標実現への努力 (EQ能力の駆使)
     (積極性・肯定的行動、肯定的な言葉−前向きな言葉、明るい言葉、褒める言葉、励ます言葉)

                 −−−>夢、ビジョン、目標の実現

日々の次のようなことを意識して行動する

  1.人に、宇宙に、感謝する
  2.肯定思考(プラス思考)を心がける
  3.世のためになること、自分がワクワクし興奮することに創造力を使って取り込む
  4.自分の望む思い、ビジョンを可視化(ビジュアル化)し、実現を確信する
  5.他人に愛情をこめて対応する
  6.笑顔を忘れない
  7.まずは与えよう
  8.宇宙の限りない恵みを信じる
  9.自分の価値を信じる
 10.マイナスの考えをプラス思考よりプラスに変える

5.「引き寄せの法則」適用の注意点

  1.ネガティブな言葉は使わない。(ポジティブな言葉に言い換える)
  2.疑い、恐怖、嫉妬は、良い引き寄せを邪魔する。(発生原因をプラスに変える)
  3.怒りやイライラを発生させない。(怒りやイライラの原因
をプラスに考える)
  4.求め過ぎない。(何事にも満足し、不満の気持ちを抱かない)
  5.見返りを求めない。(与える喜びを感じる)

6.「引き寄せの法則」の適用ステップ

  1.願望を特定する
      願望の明確な目標設定を行う。
      目標が明確になってはじめて、実現に至る道筋が見えてくる。

  2.自分の願望に注意を向ける。
      引き寄せの法則は、注意と意識とエネルギーを向けるものを、より多くもたらす。
      願望を特定しても注意と意識とエネルギーを向けなければ実現しない。
      願望宣言を「肯定的な言葉で」、「具体的に」、「繰り返し」、「決まった時間に」、「口に出して言う」を実行する。

  3.受け入れる
      「受け入れる」とは疑う心がないことである。
      必ずできると心から信じ、行動すれば現実のものとなる。
      物事を前向きに捉えるプラス思考が目の前の事態を好転させる。
      自らの思考を前向きで建設的な方向へコントロールする

つまり、「引き寄せ」(Attraction)とは、プラス思考を「行動」(Action)に移すことである。
「行動」により、願望は実現する。

7.「引き寄せの法則」と潜在意識

意識には、自覚して行動できている意識(顕在意識)は、全体の約7%、残りの93%は自覚できない意識していない(潜在意識)といわれている。
潜在意識には、心臓や消化器を動かしたりして私たちの意識しないところで生命維持という重要な役割を果たしている。眠っている時にも呼吸が止まったりしないのも潜在意識が常に働いてくれているからである。この潜在意識は、生命維持の他、癖や、習慣、慣れ等の無意識の行動を司っており、過去の記憶すべてが記録されている場所でもあります。忘れた記憶はただ、思い出せないだけで、潜在意識の中にはしっかりと記憶されている。

引き寄せの法則」の適用ステップで、願望を特定し、自分の願望をイメージングなどを行って自分の願望に注意を向けるということはまさに潜在意識に願望を刻み込むことである。

潜在意識を活用することで、何故願望が叶うのかでしょうか。

あなたの潜在意識の中にある信念が、あなたの夢や願望を叶えるために必要なものに変化をし、夢や願望を叶えるために必要な考え方や行動を、無意識的にとれるようになるからである。このことによって、今まで見逃していたような情報もキャッチするようになるし、物事の見方や捉え方も、建設的に変わってくる。また対人関係においても、積極性が増したり、好感をもたれる人柄に変わっていったりする。このような潜在意識の働きにより、願望を実現するまめの行動や努力により、受け入れることができるようになり、こういったことが引き金になり、以前の自分では考えられなかったような、まさしく、ラッキーとしか思えないような出来事がおこったり、大きなチャンスが転がり込んできたりして、願望を実現できる。
   願望の実現=潜在意識の活用+行動+努力
願望の実現や成功を得るためには、基本的に自分の行動力と努力がベースになっていなければならないということである。

潜在意識の特徴

1.言葉よりイメージに強く反応する。
2.感情が伴ったものに強く反応する。
3.反応が反射的である。
4.繰り返されるものを重視する。
5.現実と想像の区別がつかない。
6.正邪や論理的な思考能力がない。
7.インターネットの検索エンジンのようにキーワード検索する。
8.他人と区別ができず、すべてのことを“私”と認識する。
9.時間や空間を認識することがなく、常に「今」であり、「ここ」である。


8.「引き寄せの法則」に関連する仏教の教え

 ・自他一如(じたいちにょ)
   自分と他の一切のものとは、すべて密接不可分のつながりがあり、決して切り離して考えることはできない。
   すなわち、自分は他のすべての存在によって生かされていることを知り感謝の心を持ち、さらには、
   自分もまた他をすこしでも生かすことのできる存在であらねばならない。この世の中のものは何一つとして、
   自分だけの力でいきていくことはできない。互いに他の働きによって生かされている。

 ・因縁果報(いんねんかほう)
   因(原因) + 縁(条件) = 果(結果) → 報(影響)
   例えば、ここに花の種があるとする。当然ながら、種は、机の引き出しの奧に大事にしまっておいても
   発芽しない。土に埋め、適度な水をあたえ、十分な暖かさがあってこそ初めて発芽し、生長し、花を咲かせる
   のである。そして、花を咲かせることにより、それを見た人が「きれいだな」と思ったりするのである。
   これを因縁果報にあてはめると、「因」にあたるのは花の種であり、「縁」にあたるのは土や適度な水分や
   温度である。そして発芽・開花という現象が「果」であり、その花を見た人がきれいだなと思ったりすることが「報」である。
   他者(因)に社会的知性を発揮すれば(縁)、他者は肯定的な精神状態になり(果)、良いパフォーマンスを出す(報)。
 
 ・知恩報恩(ちおんほうおん)
   「恩を知ること」を「知恩」といい、「恩に報いること」を「報恩」という。
   私たちは、あらゆるものに支えられ、お蔭さまという心を知り、少しでも他のために役に立つことをする。
   ありがとう、お蔭さまの心である。

 ・吾唯足知(われただたるをしる)
   私は、『何事にも満足し、不満の気持ちを抱かない』ということだけを知っている。
   この世に存在する一切のものは、常に変化流転し留まることがない。ゆえにものごとにとらわれてはいけない。
   そしてよりよい果報を生むために努力をおしんではならない。

参考: Ask and it is given, Ester and Jerry Hicks
     Low of Attraction, Michael J. Losier
     Low of Attraction, Ester and Jerry Hicks
     the Key,the missing secret for attracting anything you want, Joe Vitale
     脳内革命、春山茂雄
     役に立たない命なぞない,大塚日生

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